花粉症と風邪の見分け方!ポイントは鼻水の違い 何色してる?
2016/02/10
この症状って「風邪?」それとも「花粉症?」
冬から春にかけて、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状が出ると、もしかすると花粉症になってしまったのかなあ、なんて思ったりしてしまいます。
たしかに風邪と花粉症は症状が似ているので判断が難しいものです。
風邪かと思って対処していても、実際花粉症だった場合はなかなか治りませんし、その反対もしかりです。
ここでは、花粉症と風邪を自分で判断できるためのチェックポイントについてお伝えします。
花粉症と風邪の違いを判断するセルフチェック
風邪の症状といえば、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、咳、発熱などです。
一方で花粉症の症状といえば、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、喉のかゆみ、微熱などが挙げられます。
両者とも似たような症状が出ますし、人によってもその程度はさまざま。
ですので一概に風邪か花粉症か判断するのは難しいものです。
そこで簡単にできるチェックポイントをご紹介します。
以下の質問に答えてみてください。
・鼻水、鼻詰まり、くしゃみが一週間以上続けて症状が出る
・天気の良い日は症状が重く、雨の日には比較的軽い
・くしゃみが1回に連続して7回以上出る
・喉に違和感があり、かゆみを感じる
上記に1つでも当てはまれば花粉症の疑いが濃いです。
それでもかなかな判断が付きにくい場合もあります。
そんな時、もっと簡単に判断が付きやすいものがあります。
花粉症と風邪は鼻水が違う!色で判断が可能です
風邪と花粉症の症状で決定的に違うのが、じつは「鼻水」なんです。
どんな鼻水なのかをチェックすることで、自分でも判断することができます。
花粉症の場合
まずは花粉症の場合の鼻水は 色が透明で、サラサラしています。
時間がたっても変化なく、ずっとサラサラ状態が続きます。
また、自分の意思とは関係なく「垂れ流れる」感じの鼻水が出ていれば、それは花粉症の症状です。
風邪の場合
風邪の場合の鼻水は 風邪のひきはじめは透明でサラサラしていますが、時間の経過によってネバネバとしてきます。
色は透明から細菌の影響で白くなっていくのが特徴です。
ズルズルっと自分で鼻をすすることができれば、それは風邪の症状です。
人によってはごく稀に花粉症と風邪の両方を併発することがありますので、ちょっと症状が長引くなあ、と感じた時は医師の判断を仰ぐことにしましょう。
この際は内科に行くよりも耳鼻咽喉科に行ったほうが良いですよ。
まとめ
いままで花粉症がなかった人が、急に鼻水やくしゃみを連発すると、花粉症になってしまったのかと不安に感じるものです。
ご説明して来たことはあくまでも自分で判断する方法ですので、気になる方は早めの診察を受けてください。
花粉症は程度が重くなってしまってはなかなか改善されないものですから。