花粉症に甜茶が効果的な理由と美味しい入れ方 飲み方はこれ
2016/02/18
お茶で花粉症がよくなれば最高!
つらい花粉症の季節
薬は処方してもらっているけれども、あんまり薬に頼りたくない、
そんな思いはありませんか?
できれば自分の体質を改善して花粉症に強い体を作りたいですよね。
そこで今注目されているものに「甜茶(てんちゃ)」があります。
ただのお茶なのですが、花粉症の症状が緩和された、と言う人も大勢います。
ここでは
・甜茶を美味しく効果的に飲む方法
花粉症対策に甜茶が効果的な理由とは何?
日本アレルギー学会において、甜茶には抗アレルギー作用があるGODポリフェノールと言う成分があるということが発表されました。
このGODポリフェノールは、くしゃみや鼻水などの原因となるヒスタミンを抑える効果があるので花粉症の症状を和らげる効果があるとされています。
そもそも甜茶って何?
甜茶と言うのは、甘い味のするお茶の総称です。
アカネ科、ユキノシタ科、ブナ科、バラ科の甜茶がありますが、抗アレルギーの効果があるのはバラ科の甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)という種類のものだけです。
ですから選ぶ際には必ず「甜葉懸鉤子」であるかどうかを確認してください。
甜茶の特徴
甜茶には下記のような特徴があります。
・カフェインが入っていない 甜茶を飲んでも夜寝られないということはありません。
・カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など、海洋ミネラルが豊富に含まれている
・カロリーが少ない 味が甘いのでカロリーが高そうですが、低カロリーで健康的です。
甜茶の効果について注意すべきこと
甜茶を飲んだからといってすべての人の花粉症が緩和されるわけではないという点に注意しなければなりません。
飲む人の体質などもありますので、過度に期待するのはやめたほうがいいです。
しかしお薬ではないので副作用がありません。
また各種のビタミン・ミネラルが豊富に入っていますので試してみるという考え方で飲むのが良いと思います。
花粉症緩和になる甜茶の美味しい入れ方と飲み方
甜茶の効果的な飲み方
花粉が飛び始める2週間から1ヶ月前から飲み始める
甜茶は薬ではなくお茶ですので、症状が出始めてから効果を発揮するわけではありません。 ですので花粉が飛び始める前から飲むのが効果的です。
毎日飲みましょう
アレルギー物質に反応するヒスタミンの産出を抑えるためには、そのような体質作りが大切です。 毎日飲むことによって徐々に効果を発揮します。
ホットで飲む
温めた状態で飲んだほうが成分が吸収されやすいので効果を上げることが出来ます。
甜茶の美味しい入れ方
やかんで煮出す場合 500ccの水にティーパックを1袋入れて煮出します。
長時間煮だすと成分がより多く抽出されるので効果的です。
(少し濃い目に作るのがポイント)
飲むときはお好みに応じて薄めて飲むと美味しく召し上がれます。
甜茶をより一層美味しく飲む飲み方
甜茶は甘い味がします。
好みが合わなかったり、毎日飲んでいると味に飽きてしまうということもありますよね。
そんな時はちょっと一工夫してやると美味しく飲むことが出来ますよ。
・レモンを入れる レモンの酸っぱさでスッキリとした味になります。
・麦茶を足して飲む 麦茶を入れることで甘さを抑えられます。
・ミルクティーにする
コーヒー用のフレッシュを入れるとミルクティーっぽくなり、まるで紅茶を飲んでいるように美味しいです。
いろいろ応用が出来ますので試してみてくださいね。
まとめ
甜茶には抗アレルギーの作用がありますが、だからといってみんなに効果的ではありません。
予防法の一つという位置づけで飲むのが最適です。
カフェインもなくカロリーも低い、各種ビタミンやミネラルが豊富なので、健康茶として飲用しながら、花粉症の対策も兼ねてみるというスタンスで試してみてください。