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点鼻薬の使いすぎで逆に鼻づまりがひどい その原因と対処法

      2016/02/17

鼻のお薬、使えば使うほど鼻詰まりがヒドくなる・・・(涙

花粉症による症状、特に鼻が詰まってしまうと本当に苦しいものです。
それに鼻では呼吸がし難いのでどうしても口呼吸になってしまい、それが原因で喉がヒリヒリしてしまうこともあります。

そんな鼻詰まりの時、頼りになるのが「点鼻薬
鼻にシュッと吹きかけるだけでびっくりするくらい鼻通りが良くなります。

しかし使い続けているとかえって鼻詰まりがひどくなってしまった、という経験はありませんか?

点鼻薬にはメリットもありますが、当然ながらデメリットも存在します。
点鼻薬を使いすぎたためにかえって鼻詰まりがひどくなってしまった方に、 その原因と対処法をお伝えしたいと思います。

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市販の点鼻薬の効果

点鼻薬にはいろんな種類のものがありますが、薬局やドラッグストアで売られているものの殆どが「血管収縮薬の点鼻薬」です。

鼻にはたくさんの毛細血管がありますが、血行が悪くなると血管が膨張し、その結果粘膜が腫れ鼻腔を圧迫することによって鼻詰まりが起きます。

血管収縮薬と言うのは、膨張した血管を収縮させることによって血流を促し、粘膜の腫れがおさまり、結果として鼻づまりが解消されるものです。

一度使うとその速効性に驚くと思います。 しかし注意しなければならない点もあります。
それが点鼻薬の使いすぎです。

点鼻薬の使いすぎによる副作用とは?

点鼻薬を使い過ぎるとだんだん薬が効かなくなり、リバウンドして以前よりも粘膜が腫れてしまい、かえって鼻詰まりがひどくなることがあります。

これを「薬剤性鼻炎」と呼んでいます。

あまり点鼻薬に頼りすぎてしまうと、逆に効かなくなってしまい、鼻が詰って苦しいのでまた何度も使ってしまうという悪い循環になり、症状がますます悪くなってしまいます。

市販点鼻薬の説明書きにも、1日の使用回数やその間隔、使いはじめからの使用期間などが細かく説明されています。
使用方法を正しく守って使うことが1番ですので、鼻が詰まって苦しくても頻繁に使うことは避けましょう。

 

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薬剤性鼻炎になった場合の対処法

もうすでに点鼻薬の使いすぎで症状が悪化してしまった薬剤性鼻炎の方は、どう対処すれば良いのでしょうか?

答えは簡単で、血管収縮剤の入った点鼻薬の使用をやめてしまうことです。
初めは鼻詰まりがひどくなって苦しいこともありますが、1週間位で徐々に楽になりますし、2週間やめれば元の状態に戻ることが多いです。

どうしても鼻詰まりを何とかしたいという方は、耳鼻咽喉科で点鼻薬を処方してもらうのが1番です。
鼻の状態にあったお薬を使うのがベストですので、市販の点鼻薬は使わず処方された点鼻薬を使うようにしてください。

花粉症による鼻詰まりを解消する方法

点鼻薬の使い過ぎはかえって鼻詰まりを悪化させる事は分かっても、では薬に頼らない鼻詰まり対応法はあるのか?

民間療法的な方法ですが、実際に私が試してみた方法があります。

こちらの記事にまとめてありますので、参考になさってください。
花粉症の鼻詰まりの解消法 夜眠れない時の対処法

まとめ

市販されている点鼻薬は速効性としてはピカイチ。
しかし使いすぎに注意しないとかえって鼻炎がひどくなることも。

医師が処方してくれる点鼻薬に切り替えるのも一つの方法です。

また薬に頼らない鼻詰まり解消法もありますので、お試しあれ。

少しでも鼻詰まりの症状がおさまって楽になることを願っています。

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