発汗を抑える方法 正しい汗の拭き方で汗が止まる!?
2016/03/02
汗をかいたら普通、ハンカチやハンドタオルなどで拭きますよね。
通勤などで駅についた時点でもう汗だく。臭いも気になるのでかいた汗を丁寧に拭いている人も多いと思います。
しかし、汗を拭いても拭いても汗が止まらない事ってありませんか?
実は汗の拭き方にもコツがあって、上手く拭くと汗を抑えることが出来ますが、逆に間違った方法でやってしまうといつまでたっても汗が止まらないということが起きてきます。
ではどんな方法なら汗を上手く抑えることが出来るのでしょうか?
発汗を抑える正しい汗の拭き方とは?
人が汗をかくのは体温を調整するためです。
汗をかいたお肌では、汗が蒸発することで周りの熱を取り除き、その結果として体温を下げています。(これを気化熱といいます)
ですので体温を下げるためにはある程度の汗が皮膚にあることが大切なのです。
ところが、汗をかくたびに徹底的に拭きとってしまうと皮膚の上で蒸発することがありませんので、体温が下がりません。
すると体温を下げなさいと脳が命令するので、さらなる発汗が起き、結果としていつまでたっても汗が止まらないという現象が起きてきてしまうのです。
ベストな状態と言うのは、皮膚上に汗がうっすらと浮かんでいる、というものです。
これだと汗によって体温が下がりますので更なる発汗が抑えられます。
ポイント流れるような無駄な汗や、玉のように噴き出る汗については軽く拭き取るだけにして、皮膚面ではしっとりと湿った状態を保つことがベストです。
どんなタオルを使ったら良い?乾いたタオル?濡れたタオル?
ただ汗を拭き取るなら乾いたタオルで十分です。
吸収性の良い素材ならば、軽く肌に当てるだけで余分な汗が吸い取られます。
ただ汗の臭いが気になる場合もあるでしょう。
その際は濡れたタオルで拭くのが良いです。
臭いの原因となる成分は水に溶けやすい性質ですので、濡れタオルの水分が臭い成分を吸着してくれますし、拭いた後さっぱり感がありますので一石二鳥です。
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汗を拭く時の注意点
乾いたタオルにせよ、濡れたタオルにせよ、汗を拭き取るときは肌に軽く当てる程度に優しく拭き取るのがポイントです。
特に乾いたタオルを使うときはついゴシゴシと強めに拭いてしまいがちですが、その方法ですと汗腺を傷つけてしまう可能性があります。
タオルを使うときは繊維に汗を吸い取らせる、という感じで軽く、優しく拭き取るのがコツです。
まとめ
汗をかくことは大事な事ですが、必要以上に取り除くとかえって発汗が止まりません。
ある程度お肌が湿っている状態がベストですので、流れるような余計な汗を拭き取る程度にしておきましょう。
ただ、肌が弱い人は汗が原因で「あせも」が出来てしまうこともありますので注意が必要です。