熱中症予防のための水分補給は何がいい?効果的に飲む方法は?
2016/09/04
熱中症を予防するためには水分補給はとっても大事です。
しかし間違ったものを飲んでしまっては逆に熱中症を招くことに成りかねません。
そこで熱中症を予防するには
・効果的な水分補給の方法は
熱中症予防のための水分補給は何を飲めばいい?
おすすめはスポーツ飲料です
暑い時、人は汗をかくことで体の熱を外に出しています。
汗はほとんどが水分で、他に塩分が含まれていますので、汗をかくことで塩分も失われています。
ですので熱中症予防には、適切な塩分が摂れるスポーツ飲料が最適です。
なぜ塩分補給が必要なの?
汗を大量にかいて脱水症状を起こした時に、水だけを飲むと、血液の中の塩分濃度が低くなり、それが原因で筋肉のけいれんをおこしてしまう可能性があります。
それを防止するためにも塩分の補給は欠かせないんです。
お茶は飲んでも大丈夫?
緑茶や紅茶、コーヒーなどはカフェインが多く含まれています。
カフェインには体の水分を排出しようとする利尿作用がありますので、体から水分を逃がしてしむこれらの飲料は熱中症予防には向いていません。
ただお茶のなかでも麦茶やそば茶についてはカフェインを含んでいませんので、水分補給には向いています。
アルコール類は水分補給になる?
夏になるとビールが飲みたくなりますが、アルコールにも利尿作用があり、飲んた量以上の水分を排泄させるので、熱中症予防の飲料には向いていません。
熱中症予防に効果的な水分補給の方法
ポイント!! 喉の渇きを感じる前に、すこしずつ、こまめに飲むことです。暑い時期は、自分でも気づかないうちに汗をかいているもので、体の中の水分や塩分などが知らず知らずに失われています。
特に軽い脱水症状を起こしているときは、のどの渇きを感じなくなりますから、のどが乾くまえに水分を取るように心がけてください。
スポーツ時の効果的な水分補給の仕方
スポーツをするときには、運動の前と後に体重を測って、体重が減った分を発汗量とします。
その発汗量の70%を水分として補給するのがよいとされています。
運動前後で700グラム体重が減ったならば
700グラム x 70%で 490グラムなので
500mlのペットボトル1本分補給する必要があります。
運動中は15分~20分ごとに休憩をして、1回につき約100mlの水分を補給することを心がけるようにしてください。
その他の注意事項
水分補給する場合の水分の温度は5~15℃に冷えた飲料が適しています。
また上述しましたが、水分と一緒に塩分も一緒に摂ってください。
麦茶で水分補給する場合は、塩分補給を目的とした飴やタブレットなどと一緒に摂ると効果的です。
まとめ
熱中症を未然に防ぐのに水分補給はとても大切なものです。
ポイントは
水分補給は少しずつ、こまめに行う
水分だけではなく、塩分も一緒に摂る
これらを忘れないようにして、熱中症対策を行ってくださいね。