赤ちゃんの熱中症予防対策 水分補給 服装 外出時の注意点
2016/09/05
赤ちゃんは、大人に比べて体に占める水分の量が多く、しかも新陳代謝が活発なのでよく汗をかき、水分が蒸発しやすくなっています。
すると熱中症になりやすくなります。
では赤ちゃんを熱中症から守るためにはどんなことに気をつけたら良いのでしょうか?
ここでは
・服装について
・外出時の注意点
体調の悪さを言葉で伝えることができない赤ちゃんの様子は、周りの大人がしっかりと目を配っていないといけません。
赤ちゃんの熱中症を予防するための水分補給法
ポイントは「こまめに」「汗をかく前に」
赤ちゃんは新陳代謝が活発なのでよく汗をかきます。
また一度にたくさんの水を飲むことができませんので、回数を多く、こまめに水分を飲ませることが必要です。
水分補給のタイミングは?
では赤ちゃんにはどのタイミングで水分補給をすればよいのでしょうか?
運動する前とその後
お風呂に入る前と出た後
寝る前
ポイントは、汗をかく前後に水分補給するすることを心がけることです。
また、赤ちゃんを見ていて
いつもより
顔色が悪い
汗をかいている
唇が乾いている
ぐったりしている
おしっこの量がすくない
一度に飲ませる水分の量はどれくらい?
赤ちゃんに飲ませる水分の量は、50~100ml程度です。
たくさん飲ませてしまうと胃に負担がかかってしまいますから注意してください。
何を飲ませたらいい?
水や麦茶がいいです。
ジュースなど甘い飲料水は、熱中症予防の水分補給には向いていません。
熱中症予防のための服装はどうしたらいい?
ポイント
体の熱が逃せられるように、衣類の調節をこまめに行うことが大切です。
暑いところ
外の熱を吸収しにくく体の熱を放出しやすい服を
空調の効いた屋内では
ノースリーブでは逆に冷えすぎてしまうので、袖のある服を着せて、着る枚数を調整してください。
肌さわりの良い素材の防止をかぶる
お肌を守るためにも袖のない服は避けましょう
首など汗を書きやすい場所にはガーゼを挟むと汗をよく吸い、あせも対策にもなります。
汗をかいたらこまめに着替えさせるのがポイントです。
赤ちゃんの熱中症対策として外出時に注意することは?
ポイント
暑さのピークを避けて外出を
子供は大人よりも外気温を高めに感じやすいと言われています。
ベビーカーに乗っている場合、太陽光の地面の照り返しを大人よりも受けやすいからです。
ですので外出する場合は、日差しが強くなるお昼正午から午後3時の間は避けるようにしたほうが無難です。
車で外出するときの注意点
ポイント
どんなに短時間でも子供を社内に残したまま車を離れることは厳禁です。
ほんの少しの時間だけ幼児を車に残して外に出る人はいまだにいらっしゃいます。
「エアコンをかけているから少しぐらい大丈夫だろう!」と考えているようですが、このような考えは今すぐやめてください。
車のような狭い空間は、ちょっとしたことで温度が急上昇します。
大人なら耐えられても、体温の調節機能がまだ発達していない乳幼児にとっては相当に危険です。
過去に車の中に子供を残しておいて熱中症になったというケースの殆どがエアコンを入れっぱなしにしていたにもかかわらず発症しています。
また中には入れたはずのエアコンが途中で切れていた、という事案もあります。
何があっても、車に子供を残すことは絶対にしてはいけません。
まとめ
これまで赤ちゃんが熱中症にかからないようにするための予防法について見てきました。
赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が活発なので汗をかきやすく、また外気に対してもより暑いと感じています。
水分補給をこまめにするなどの対策が重要です。
また自分で体調不良を訴えられないので、様子をしっかりと観察することが大切になってきますね。