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熱中症予防で注意したい日常生活のポイント 食事と服装は?

      2016/09/03

年々熱中症にかかるひとが増えてきています。
地球温暖化の影響など環境面の変化も気になるところです。

しかし生活の中で少しずつ注意したり工夫をすることで熱中症は防ぐことができます。

ここでは

・日常生活の中で気をつけること
・熱中症にならない服装
・食生活で気をつけること
についてどんなことに気を使えば良いのかについて見てみることにします。

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熱中症の予防で日常生活で工夫すべき点は?

熱中症は、体が暑さに慣れず、汗をかいて体温を調整する機能が働かないために起こります。
予防のためには、普段から軽い運動を行って、汗をかきやすい体にしておくことが大切です。

熱中症は梅雨入りをした頃から増え始めるので、ちょうどその頃から運動を始めると理想的です。

どんな運動がいいの?

おすすめの運動は「ウォーキング」です。

運動の強度がそれほど強くありませんし、簡単に始めることができるのがいいですね。

毎日20~30分少し早足で歩き、汗をじんわりとかく位に歩きます。
これを2週間位続けていると、体が暑さに慣れてきて汗を書きやすい体になってきます。

ウォーキングのやり方

フォームは、背筋を伸ばし、腕は90度に曲げて前後に大きく振ります。

歩幅は、通常あるくよりもやや広めにします。
足はかかとから着地し、後ろ足のつま先で地面をけるようにして歩きます。
目線は10メートル位先を見ます。

ウェアは、防止をかぶり、汗を吸収し通気性の高い服を着ましょう。
水分・塩分補給のためにスポーツドリンクを携帯することをおすすめします。

注意点

梅雨明けして気温が上昇するようになったら、早朝や夕方など涼しい時間帯を選んで歩くようにしてください。
日中の気温の高い時間帯に運動したりすると逆に熱中症を引き起こしかねませんから。

熱中症の予防にはどんな服装がいい?

ポイント:通気性や速乾性のある素材で、熱を吸収しない色、体を締め付けない形を選びましょう。

熱中症を予防するための服装選びのポイントは、外気からの熱の吸収を抑えるとともに、体の熱をスムーズに放出させる機能をもつものを選ぶことです。

熱中症は体の熱の放散がうまくいかないために起こります。

汗をよく吸い、吸収した水分が蒸発しやすい通気性、速乾性に優れた素材を選ぶようにしてください。

素材は何がいい?

素材は綿や麻が最適です。
その他にも吸収性・速乾性のあるポリエステル素材もありますのでそれを選んでもいいです。

服の色は何色がいい?

服の色は、熱吸収率がとても低い淡い色がおすすめです。
黒系や紺系は熱を吸収しやすいので避けるようにしてください。

どんな形状の服がいい?

形は、体を締め付けない、ゆったりとしたものがいいです。
肌と肌の間に隙間を作ることで熱を逃がしやすくするためです。

熱中症にならないための服装のポイント

男性の場合

襟元は開ける
ネクタイは外し、襟元を開けて体の熱を逃がしやすくしましょう。
下着は丸首よりもVネックの方が通気性が高いです。

シャツの裾を外に出す
カジュアルな服装がOKな場ではシャツの裾を出して通気性を高めましょう。

ベルトは緩めに
ベルトを緩めることでお腹周りの熱を逃がしてくれます。
ズボンはきつくないものを選んでください。

女性の場合

首周りはゆったりと
ブラウスやシャツは、一番上のボタンを開けて通気性をアップ
丸首よりもVネックがおすすめ

下着を身につける
キャミソールなどの下着をつけると、汗を吸収して体温の調整を助けてくれます。

肌の露出は適度に
屋内や屋外でも涼しい場所では適度に肌を出しましょう。

ズボンよりもスカートを
ズボンよりも、通気性の良いスカートがおすすめ
体を締め付けないウエストのゆったりしたものが良いです、。

ストッキングはきつすぎないものを
通気性を確保するために、ストッキングはきつすぎないものを選ぶか、レースや編みタイプのものを選んでください。

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熱中症予防で食事は何に気をつけたらいい?

ポイント:規則正しく、バランスの取れた食事で暑さに負けない体を作りましょう。

食事は健康の基本です。
食事を抜いてしまうと、だるくなったり、頭がボーとなったりするほか、新陳代謝が悪くなり、気温の変化に対応できなくなってしまう恐れがあります。

食事は1日3食、決まった時間に規則正しく食べることが、熱中症にならない体つくりの基本となります。

また暑い日は冷やし中華など冷たい麺類を食べることが多いですが、麺類が多いと栄養が糖質に偏りがちなので、いろんな食材をバランスよく食べることが重要です。

とりわけ意識的に摂取したい栄養がタンパク質です。
タンパク質は体のあらゆる組織の原料となる栄養素。
もちろん疲労回復にも効果的です。

さらに体調を整えるビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な野菜や果物を積極的に食べましょう。

まとめ

熱中症は誰にでも起こりうるものですが、日頃注意をしていれば防ぐことができます。

基本はやはり規則正しい生活ということに尽きますね。

暑さに負けない体を作って、熱中症なんて追っ払ってしまいましょう!!

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