ワキガ用デオドラント剤の種類と選び方 上手な使い方とは?
汗をかくと気になるのがニオイですね。
電車の車内やエレベーターの中、オフィスなど人が多い場所ではどうしても気になってしまうものです。
汗をかくことは体にとって大切なことだし、汗をかかなくすることはできないので、だったらニオイを抑えるor消す方法を考えないといけませんね。
そこで多くの人が利用しているのが「デオドラント剤」です。
「でも種類がたくさんあって、どれを選んだら良いのか分からない!!」なんて方も多いです。
そこでここでは
・デオドラント剤をどのように選べばよいのか
・デオドラント剤の上手な使い方
デオドランド剤の種類にはどんなものがある?
デオドラント剤は、使用方法によって様々なタイプがあります。
ロールオンタイプ
先端が丸いボール状になっていて、お肌に直接、そのボールを転がす感じで塗るタイプです。
スティックタイプ
ロールオンタイプと同様の直接塗るタイプです。ロールオンよりも細くコンパクトにできていますので携帯に便利です。
クリームタイプ
指の先にクリームを取って直接塗るタイプです。指先を使うのでしっかりと塗ることが出来る反面、クリームが手に付くので手洗いが必要なのがデメリットです。
スプレータイプ
スプレーを使って吹きかけるタイプです。手軽に使えるのが良いですが、ついつい使いすぎてしまうことがありますから注意してください。
ウォータータイプ
ウォータータイプはミスト感覚で使えるデオドラント。 お風呂上がりや朝起床時に使うとさっぱりします。 また多くの製品に香りが付いていますので、香りを楽しむこともできますよ。
拭き取りタイプ
ウェットティッシュのように、シートにデオドラント剤が染み込んでいて、汗を拭き取るタイプのものです。 手軽に、場所を選ばず使えるので便利です。
自分の汗のタイプがどのようなものなのかによって、使うデオドラント剤のタイプも異なってきます。
次にどのようなタイプの人はどんなデオドラント剤を選べばよいのかについて見てみます。
デオドラント剤の選び方
デオドランド剤を選ぶ場合は 自分の汗のニオイのタイプに合った製品を選ぶことが1番重要です。
まずはワキガかどうかをチェックする
自分の汗のニオイを判別するためには、まずはワキガ型かどうかを自己判定してみましょう。
ワキガ型は耳垢の状態でおおよそ判別できます。
耳垢が
●「溶けたキャラメル」のような状態ならばワキガ型の強度
●湿っている程度ならば軽度から中等度
●乾いていてパサパサならワキガタイプではなく単なる多汗
と判断します。
ワキガの程度が強い場合
この場合はロールオンやスティック、クリームなどの「直塗り」と呼ばれる、直接塗るタイプの物を選んでください。
直接塗ることで脇の下に軽く皮膜を作るので、長い時間効果が持続します。
ワキガの程度が弱い場合
この場合はそれほどニオイが強いわけではないので、さっぱり感や清涼感を感じられるスプレータイプやウォータータイプを選ぶといいです。
ワキガタイプではない場合
ワキガタイプでない場合でも、汗をかいて放おっておくと雑菌が繁殖してニオイに代わりますので、汗をかいたら直ぐに使える拭き取りタイプがオススメです。
成分で選ぶ方法もあります
デオドラント剤の説明書きのところには必ず成分が書かれています。 それを見て選ぶという方法もあります。
ワキガの程度が強い場合
ワキガが強い場合は、塩化ベンザルコニウムが配合されているものが良いです。
これは強い殺菌剤ですので、汗を分解して悪臭を発生させる菌にとても効果があります。
ワキガの程度が中等度以下の場合
ワキガはあるけれども、それほど強烈に臭わないと言う場合は、イソプロピルメチルフェノールや銀(Ag)などの、ややマイルドな殺菌剤の配合された製品を選んでください。
ワキガの程度が軽いor耳垢が乾燥している場合
植物性の消臭成分が配合されたスプレータイプのものや拭き取りシートタイプのもので十分です。
お茶の成分であるカテキンなどが配合されているものが代表例です。
注意!!ここで注意しなければならないのは、ワキガではない人が強い殺菌剤を使ってしまうと、肌にある常在菌という必要な菌まで殺菌してしまい、その結果としてニオイが強くなるということがありますので気を付けてください。
ワキガが強い人は
塩化ベンザルコニウムが配合された、ロールオンやクリームなどの直接塗るタイプのデオドラント剤を選んでください。
いくら消臭効果が高い製品を使っても、正しい使い方をしないと効果が半減してしまいます。
そこで次に、効果的なデオドラント剤の使い方について見てみることにします。
デオドラント剤の上手な使い方とは?
デオドラント剤を塗る前に、脇は清潔な状態にしておくことが最も重要です。
まず汗をかいているような場合は拭き取るようにしてください。
その際は乾いたタオルより濡れたタオルで拭き取ると良いです。
汗やニオイの成分は水溶性なので、濡れた布で拭き取るとよく取れます。
またシートタイプを使って拭くのも良いです。
脇の下を中心にして、若干わきよりも広い範囲に塗ってください。
「広めに塗る」というのがポイントです。
十分に乾いたのを確認してから服を着るようにしてください。
注意乾燥前に服を着ると、デオドラント剤が服に付いてしまい黄ばみの原因になります。まとめ
制汗剤・デオドラント剤には様々なタイプがありますので、自分のニオイがワキガナノ化どうか、ニオイの強度はどうかを事前に判断して、自分に合ったタイプの物を使うのがニオイを抑えるポイントです。
正しく使えばしっかりとニオイを抑えてくれる制汗剤、 上手に使って汗の季節もアクティブに行きましょう!!