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麻疹について妊娠中に予防接種はできる?他に予防する方法は?

   


はしか(麻疹)や風疹(ふうしん)は子供の頃に予防接種したのかどうか、また発症したのかどうか記憶が曖昧なことが多いですよね。

ですので自分は大丈夫!とは断言できないのが実情です。

特に妊娠中の方は心配なことが多いと思います。

そこで、ここでは

妊娠中にはしか(麻疹)の予防接種ができるのかどうか
はしかを妊娠中に予防する方法はあるのか
についてお伝えしたいと思います。

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麻疹(はしか)について妊娠中に予防接種はできる?


はしかの予防にはワクチンの予防接種がきわめて有効です。
しかし、妊娠をしている人は、はしかの予防接種を受けることはできません

予防接種を受けることができないとなると心配になるかもしれませんが、あることを確認してほしいのです。
それは「抗体」があるかどうかです。

子供の頃にはしかにかかったことがある。
予防接種を受けたことがある

これらの方ははしかの抗体を持っていますからはしかにかかることはありません。

しかし冒頭でも述べましたが、多くの人ははしかにかかったことや、予防接種を受けたことについての記憶が定かでないケースが多いです。

「何かの予防接種は受けたことはあるけど、それが何だったかよく分かっていない」
そんな方はとっても多いです。

そのような場合は体に抗体があるのかどうかを検査してもらいましょう。

病院で採血すれば簡単にわかります。
(ただし結果が出るまでには数日かかります)

検査の結果、抗体があることが分かればはしかにかかることはないので安心ですね。

もし抗体がない場合はどうしたら良いのでしょうか?

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麻疹について妊娠中に予防する方法はあるの?

検査の結果、抗体が不十分だと判断された場合に気をつけなければならないことをお伝えします。

麻疹については有効な予防法というのは「予防接種」のみと言っていいです。
ですので後は麻疹の感染者との接触をできるだけ避ける、という事を心がけるしかありません。

お買い物等は家の人に頼んだり。移動はご主人運転の車にするなど不特定多数と接しない工夫が必要です。

それでも出かけなければならない場合もありますよね。
そんな時は必ず「マスク」は着用してください。
マスクをしていれば完全に予防できるとは言い難いですが、それでもしないよりは効果が期待できます。

医療用マスクを使うというのもオススメです。

麻疹はとても感染力が強いので、近くに感染者がいればほぼ100%うつされます。
まず心がけるべきは、電車やショッピングセンター、地下街など人が混み合う場所は極力避けることです。

また同居の家族が麻疹にかかってしまってもほぼ100%感染します。
ですので旦那さんやお子さんなど接触の多い家族には予防接種を受けてもらうようにしてください。

お子さんが予防接種したかどうかは「母子手帳」に記載されますので、それで確認ができます。

旦那さんの場合、殆どの人と同じように麻疹の予防接種をしたかどうか、または麻疹にかかったかどうか記憶が曖昧な場合が多いと思います。
その時は抗体を調べてもらうのもよいですが、結果が出るまでに多少の時間がかかってしまします。

その間にはしかに感染してしまっては元も子もないので、記憶が不確かならば予防接種を受けたほうが早いです。
もし、過去に予防接種を受けていたとしても、さらに予防接種しても健康上なんら問題はありません。

まずは身近な方から感染者を出さないように努めてください。

まとめ

妊娠中の女性は、はしかの予防接種を受けることができません。
まずは抗体があるのかどうか病院で検査してみてください。
抗体があれば安心。

もしなければ感染しないように、人混みにはなるべく近寄らない

また同居の家族には予防接種を受けてもらってください。

はしかは子供がかかる病気だと思われがちですが、じつは危険度の高い病気なんです。
妊娠中にはしかにかかってしまうと胎児にも影響がありますので、しっかりと対策を立ててくださいね。

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